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本紙芦田を中傷した田口議員がブーメラン発言

筆者を中傷したことにより裁判所から慰謝料の支払いを命じられた久御山町議会議員の田口浩嗣氏が過去の一般質問でブーメラン発言をおこなっていたことがわかった。

 

田口氏が補欠選挙で初当選して、初めての一般質問となった平成24年9月定例会では、「防災」と「いじめ」をテーマに質問をおこなっている。

 

このうち「いじめ」についての質問において田口氏は「私は、いじめを本当になくすためには、子供たちに対して、道徳教育が一番重要だと思っています」と道徳教育の重要性を訴えていた。

 

文科省のいじめの定義によると「児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」としている。

 

筆者は、田口氏とは、かつてに同じ会派に所属していた。現在は民生教育常任委員会の副委員長(田口氏)と委員(筆者)という関係にあるため「一定の人間関係」があるといえる。

 

その田口氏からの心理的な攻撃(中傷行為)により、筆者は著しい精神的苦痛を被った。裁判所が違法認定しているため、その精神的苦痛は極めて甚大であったいえる。

 

つまり、田口氏が筆者を中傷した行為は「大人のいじめ」といっても言い過ぎではない。しかもインターネットでの中傷行為が大きな社会問題となり厳罰化の動きがあるなかにおいて、有権者の信託を受けた議員としては、あるまじき非違行為といえよう。

 

道徳とは、一般的には「善悪をわきまえて正しい行為をなすために、守り従わねばならない規範の総体」などと説明される。

 

「いじめをなくすには、道徳教育が重要」。この言葉は、9年間という長い期間を経て、ブーメランとして田口氏に深く突き刺さったといえる。

 

  2021年11月13日

(久御山ジャーナル主筆 芦田祐介)

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