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淫行職員が懲戒免職 新たに私的流用疑惑も

久御山町教育委員会は生涯学習応援課に勤務していた会計年度任用職員Kが11月15日付けで児童買春・児童ポルノ法違反で京都地方裁判所から有罪判決を受けたことにより、懲戒免職したと発表した。

 

町教委によると今回、さらにKが事務局を担当していた久御山町スポーツ協会(以下「スポ協」)の金員を私的に流用していた疑いがあることもわかったという。Kは家賃や生活費の支払いに充当したと私的流用を認めているとしている。

 

町教委は、顧問弁護士に今後の対応を相談していること、スポ協とともに全容解明に向けて取り組むこと、検討委員会を立ち上げ、原因究明と再発防止策を講じることとして、職員の綱紀の保持や服務規律の確保に全員で取り組み、教育行政の信頼回復に努めるとしている。

 

職員とスポ協への管理監督権を有する教育委員会と財政援助団体であるスポ協の監査を怠った監査委員の責任は重大であり、到底看過することはできない。

  

◯関連ページ

町教育委員会事務局会計年度任用職員の懲戒処分等の公表について(久御山町HP)

 

2023年11月29日

久御山ジャーナル編集部

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