記事

府は全国旅行支援を10月11日に開始できるか!?

9月26日、観光庁は全国旅行支援を10月11日から実施することを発表した。実際の開始時期については、各都道府県が判断することなり、全国一斉開始というわけではない。

 

すでに兵庫県などは、10月11日に開始することを発表しているが、東京都は準備期間が1か月程度必要だとして、10月11日開始を断念したことを発表している。

 

京都府は開始時期を発表していない。そこで久御山ジャーナルが府の商工労働観光部などに取材おこなった。

 

府や関係者の話を総合すると、府としては10月11日開始を目指して準備を進めるようである。しかしながら、「9月28日深夜に観光庁から要綱が送られてきたばかり」(府政関係者)で、現段階においては開始時期を明言できないという。

 

府の担当者は「来週には、開始時期を発表できるだろう」とした。一方、別の府政関係者は「10月11日開始を予定しているが、クーポンの印刷など納期限の確認や関係各所への調整が必要なので変更の可能性も否定できない」と語った。

 

府内の宿泊業者などからは10月11日開始を期待する声が高まっている。

 

【追記】京都府は、9月30日12時に全国旅行支援を10月11日に開始すると報道発表をおこなった。関係者によると予算は枯渇しているため、補正予算を組んで対応するとのこと。

 

観光庁 報道発表資料(外部リンク)

 

2022年9月29日

久御山ジャーナル編集部

 

税理士ドットコム

公立図書館に統一協会が浸透 発行書籍を配架

 久御山町立図書館に旧・世界基督教統一神霊協会(現・世界平和統一家庭連合、以下「統一協会」)が発行する書籍が配架されていることがわかった。

 

書籍名は『永遠の家族 御嶽山噴火事故と聖和』(世界平和統一家庭連合広報局編著、賢仁舎)。町立図書館の蔵書検索によると閉架書庫に置かれており、「貸し出し可能」となっている。

 

内容紹介には「統一教会(ママ)の統一原理・信仰の真髄が凝縮した一冊」などと記載されている。つまるところ、統一協会の教義を宣伝する書籍なのである。

 

このような書籍を町立図書館に置くことは、統一協会の布教活動を助長・援助・促進することになり、町が統一協会の活動に「お墨付き」を与えているととられかねないものである。

 

近隣自治体である京都市・宇治市・八幡市・城陽市・京田辺市・宇治田原町・井手町も調べてみたところ、京都市・宇治市・八幡市の公立図書館にも『永遠の家族』が配架されていることがわかった。一方、京田辺市・宇治田原町・井手町には配架されていなかった。

 

この他にも町立図書館には『韓国がわかる11人の視点 嫌韓・反日を超えて』(多田則明著、世界日報社)という書籍も配架されているが、出版元の世界日報社は統一協会関連法人である。

 

当該書籍のあとがきには「本書は『世界思想』(1992年5月号~93年10月号)に連載した中から11編を選び、ほぼ年代順に再編集し、一部手を加えたものである」と書かれている。『世界思想』とは、統一協会関連政治団体「国際勝共連合」の機関紙のことである。

 

※おことわり:久御山ジャーナルでは、旧・世界基督教統一神霊協会(現・世界平和統一家庭連合)を「統一会」ではなく、「統一会」と表記いたします。

 

統一協会1.png

統一協会3.png

 久御山町立図書館HPの蔵書検索より

2022年9月6日

久御山ジャーナル編集部

岩井コスモ証券

1
トップへ戻る