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まちの駅「クロスピアくみやま」がキャッシュレス決済を廃止

まちの駅「クロスピアくみやま」の販売コーナーがキャッシュレス決済を廃止していたことがわかった。予算決算常任委員会において戸川和子委員(公明党議員団)が指摘した。

 

3月10日におこなわれた補正予算審査の中で、産業・環境政策課が所管する部分に、売上減少や人件費増を理由にクロスピアくみやま販売コーナーへの追加の補助金95万4千円が計上されていた。

 

これについて戸川委員は、売上減少は「以前はキャッシュレス決済が使用できたが、廃止したのが売上減少の原因ではないか」と指摘した。

 

産業・環境政策課の担当者は、従前1000万円あった年商が、現在は870万円まで落ち込んでいるとした上で、キャッシュレス決済にかかる決済代行会社への支払手数料が収益を圧迫したため、廃止せざるを得なかったと答弁した。

 

戸川委員は「時代に逆行している」と評し、別の担当者は「クロスピアくみやまの社会実験を踏まえ、収益の改善に努めたい」と苦しい答弁をおこなった。

 

2023年3月10日

久御山ジャーナル編集部

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