記事

久御山団地バス停に上屋設置を検討 委員からは「高い」との声も

久御山町は、ふるさと納税による寄附収入を活用して久御山高校前にある「久御山団地」バス停に上屋(屋根)の設置を検討していることを明らかにした。予算決算常任委員会において松尾憲委員(無会派)の質疑に対して都市整備部長が答弁した。

 

令和5年度当初予算案の資料によると「路線バスの利便性向上を図るため、ふるさと応援基金を活用して町内バス停1箇所の上屋整備をおこなう」とあり、761万円が計上されていた。

 

松尾委員の質疑に対して、町側は当初「設置場所は未定」としていたが、松尾委員は「未定であるのであれば補正予算で対応するべき」と指摘。町側は答弁を撤回し、「久御山高校前で検討している」とした。

 

また、町側は「北川顔のバス停にある上屋と同程度のものをイメージしてほしい」と答弁した(写真参照)。

 

田口浩嗣委員(ネクストくみやま)からは、「バス停の上屋一箇所で761万円は高い」とする発言があった。

 

このほか、松本義裕委員(くみやまみらい)からはバス会社にも相応の負担を求めるべきとし、町側は「バス会社と協議したい」と応じた。

 

2023年3月24日

久御山ジャーナル編集部

トップへ戻る