久御山町野村村東に感染性産業廃棄物処理施設の設置を計画していたK社(本社=宇治市)が6月8日付けで京都府から許可を受けていたことが京都府山城北保健所への取材でわかった。操業開始時期は不明。
感染性産業廃棄物とは、注射器、ガーゼ、施術に使用した手袋といった「医療ゴミ」になる。コロナ禍の現在では、コロナウイルスが付着した医療ゴミなども搬入される可能性がある。同社は、これまで同事業の経験がなく、まったくの新規参入になる。
当該計画は、令和元年12月の各常任委員会で環境保全課・都市整備課からの行政報告により存在が明らかになった。筆者は令和2年12月議会の一般質問で、設置反対を訴えたが、町として受入を拒否する考えはないという答弁であった。
2021年7月1日
(久御山ジャーナル主筆 芦田祐介)