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「自民・公明か!立憲・共産か!」 清水陣営がポスターを貼り替え

京都府6区から自民党公認で総選挙に立候補している元職の清水鴻一郎候補が本人の希望により公営掲示板のポスターを一部貼り替えたことがわかった。

 

公示日に貼られたポスターは、コロナ対策の専門家であることを強調し、清水候補の写真と名前などが記載されたオーソドックスな選挙ポスターであった。

 

ところが10月25~26日に公営掲示板に貼られた清水候補のポスターが一部、別のポスターに貼り替えられたことが確認された。新しいポスターは、赤色をベースとして名前を大書きし(清水候補の顔写真はなし)、「自民・公明か!立憲・共産か!」という少々刺激的なキャッチコピーが掲載されている。

 

清水候補の選挙事務所に取材をおこなったところ、当該ポスターは公示日以降に急遽印刷されたものとした上で「候補者の希望で一部を貼り替えたと聞いており、それ以上のことは承知していない」という回答であった。党本部や京都府連の意向については否定した。

 

他党を攻撃(?)するような選挙ポスターは、得られる票もあれば、失う票もある。清水候補は、75歳と高齢のため党の内規により比例代表との重複立候補ができず、小選挙区1本での勝負となっているため焦りがあるのかもしれない。

 

6区からは清水候補の他に、日本維新の会新人の中嶋秀樹候補と立憲民主党前職の山井和則候補が立候補しており激戦が繰り広げられている。はたして、有権者はどのような判断をくだすのか。答えは10月31日に判明する。

 

 

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清水陣営が貼り替えたポスターが掲示されている公営掲示板

 

 2021年10月26日

 (久御山ジャーナル編集部)

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