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お茶の京都DMOが制作した動画「お茶の京都ぶらり旅 久御山町ドライブ紀行編」に違法広告物が紹介されていたことが久御山町都市整備課などへの取材によりわかった。

 

当該動画は、町HPの9月24日付け新着情報で「お茶の京都DMOが制作したYouTube番組」「フリーアナウンサーの三代澤康司さんが、カーシェアを利用してドライブで巡ります。ぜひご覧ください。」などと紹介されている。

 

動画内では久御山町の企業が町道に設置したと思われる屋外広告物を紹介している。

  

当該広告物について住民から「道路管理者の許可を得た看板なのか」との問い合わせが町都市整備課にあったため、無断で設置された不法占有物件であることを確認された。

 

同課が設置者に対して撤去を指導。現在は撤去されていることが確認されている。

 

お茶の京都DMOは、正式名を「一般社団法人京都山城地域振興社」といい、京都府や宇治市、久御山町などの自治体が構成員(株式会社でいう株主)となっている。副社長は京都府副知事が務めており、自治体からも職員が出向している。

 

一目で違法性が疑われる屋外広告物を動画内で紹介するのは注意力が散漫なのではないだろうか。

 

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この後、違法な屋外広告物をアップで紹介(YouTubeより)

 

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 都市整備課の指導により、現在は撤去されている

 

2021年11月6日

(久御山ジャーナル主筆 芦田祐介)

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