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健康被害の恐れが指摘されているオゾン発生器 久御山町では未設置

健康被害の恐れが指摘されているオゾン発生器が久御山町の小中学校・こども園には、設置されていないことが久御山町教育委員会事務局への取材によりわかった。

 

1月19日放送の「4ちゃんテレビ」(毎日放送)の特命取材班スクープによると、富田林市のすべての公立小中学校・幼稚園に販売会社からの寄贈によりオゾン発生器が設置されたという。寄贈した会社のHPには、「富田林モデル」と称して富田林市の公立小中学校・幼稚園にオゾン発生器が設置されていることをアピールしている。

 

これに対して地元医師会は「文科省のマニュアル内容に反する」としてオゾン発生器の回収を求める要望書を市長宛に提出。番組内では、ウイルスなどを除去できるオゾンの濃度であれば、子どもたちへの人体に悪影響を与えるという京都大学地球環境学堂の高野裕久教授の見解も示された。

 

そこで久御山ジャーナルが町教育委員会事務局に「久御山町の小中学校・こども園にオゾン発生器は設置されているのか」と確認したところ、設置していないという回答であった。

 

現在、コロナの感染が急激に拡大しているが、コロナ対策に効果があると謳ってはいるが、エビデンスが不明確な商品には要注意である。コロナ対策のつもりが、逆に健康被害が発生すれば笑い話にもならない。

 

2022年1月20日

久御山ジャーナル編集部

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