久御山町役場の女性正職員が令和2年度に生理休暇を取得したのは、3名であったことが久御山町総務課への取材によりわかった。
生理休暇は、女性が生理日のため就業するのが著しく困難なときに休暇を請求したときに認められものであり、女性労働者の権利である。
久御山町では「久御山町職員の勤務時間、休暇等に関する条例」、同「規則」によって根拠を見出すことができる。
久御山ジャーナルが町総務課に取材をおこなったところ、令和2年度の女性正職員は98名で、そのうち生理休暇を取得したのは、3名であったと回答した。全体人数から見るとわずか3%になる。
近年では生理休暇への企業理解が若干進んではいるが、管理職の圧倒的多数は男性であることから、職場全体で理解を促進させることが必要である。久御山町役場においても女性労働者は「生理休暇」を取得しやすい環境づくりが急務である。
2022年1月24日
久御山ジャーナル編集部