久御山町議会議員の田口浩嗣氏が町内に設置している政治活動用看板の設置許可の更新を怠り、1年放置していることが久御山町選挙管理委員会事務局への取材によりわかった。
一例を紹介すると、森ふれあい公園の近くに設置されている田口氏の看板には、2枚のシール(証票)が貼られている。
選管に確認したところ、個人の政治活動用であるNo.133の期限は、平成31年4月11日までとなっている。一方、後援団体の政治活動用であるNo.066は令和3年(平成33年)2月13日までとなっている。
現在は、いずれの期限も経年劣化により日付が消えている。
政治活動用看板は、期限前に選管から連絡が入るわけではないので、更新手続きを失念しやすい。久御山ジャーナルは、ずいぶん前から期限切れを認識していた。
期限を少し過ぎたからといって目くじらを立てるつもりはなかったが、更新手続きを1年放置しているのは、さすがに限度を超えているのではないだろうか。
この時点では、期限が表示されていた(2021年5月撮影)
現在は、2枚とも証票記載の期限が消えている(2022年2月撮影)
2022年2月14日
久御山ジャーナル編集部