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【社説】入園の手引き 紙おむつの使用を躊躇する表現は改めるべき

久御山町のこども園入園の手引きには「園では、『布おむつ』を使用していますが、希望される方は『紙おむつ』も使用していただけます。紙おむつの使用を希望される方は、園にお申し出ください。」との記載がある。

 

つまり原則は、布おむつを使用することとして、例外として紙おむつの使用を認めるので、その場合は、園に申し出しなければならないということである。

 

しかしながら、現在は、紙おむつが圧倒的な主流であることは、公知の事実であり、実際に議会答弁では布おむつの使用は町内3こども園で8園児にとどまっているという。

 

この表現では、保護者が紙おむつの使用を躊躇してしまう恐れがある。久御山ジャーナル芦田の一般質問に対して、教育委員会は「表現の仕方については、工夫していきたい」と答弁していた。

 

紙おむつが圧倒的な主流となっているなか、時代の移り変わりを無視する表現は、改めるべきである。

 

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こども園入園の手引き 16ページより

 

2022年3月24日

久御山ジャーナル編集部

 

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