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維新積極擁立 宇治市議選は5名公認を視野か!?

日本維新の会は10月22日、京都府議会議員選挙宇治市・久世郡選挙区に新人の楠岡誠広氏の擁立を発表した。

 

維新の参戦により当該選挙区は、激戦になることが予想される。とりわけ、現職2名を抱える自民党は「保守票を奪われる」と危機感を強めている。

 

さらに維新は10月30日には、宇治市議会議員選挙に現職1名と新人2名の公認も発表した。

 

積極擁立には昨年の総選挙と今年の参院選で議席を大きく増やしたものの、国政選挙の「実働部隊」となる地方議員が、約400人しかおらず、来年の統一地方選挙で地方議員を現在の1.5倍となる600人を目標にしていることが背景にある。

 

今年の参議院選挙では、維新は東京都(定員6名)・愛知県(同4名)・京都府(同2名)の各選挙区でいずれも善戦したものの、次点で競り負けており、「足腰」を強くすることが必要不可欠と判断したということである。

 

維新の勢いが復活したことにより候補者公募にも多数の応募があるという。

 

ある維新関係者は「宇治市議選の3名公認は第一段階にすぎない。最大5名の公認を視野に擁立作業を進めている」と強気の姿勢である。

 

2022年10月6日

久御山ジャーナル「選挙」取材班

アヴァンス法務事務所

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