令和4年度から開始された創業支援事業「ビジネスプランコンテスト補助金」「創業融資利子補給補助金」の対象となったのが1社のみだったことが9月19日までにわかった。予算決算常任委員会において産業・環境政策課の担当者が答弁した。
昨年度、唯一の補助対象となったのは「合同会社傍楽(はたらく)」。栄町三丁目で「訪問看護ステーション月」という名称で事業をおこなっており、高い公益性が認めらる。
ビジネスプランコンテスト補助金は、町内で創業をめざす者がコンテストでビジネスプランをプレゼンテーションし、創業資金を最大100万円まで補助するというもの。
一方、創業融資利子補給補助金は、創業後5年以内の者を対象に、創業時に金融機関から受けた融資の利子の一部を補助するというもの。
両補助金は同一業者が併用補助を受けることができるが、上述したとおり、昨年度に対象となったのは両補助金とも「合同会社傍楽」の1社のみであった。
産業・環境政策課によると町HPや広報誌のほか、金融機関や商工会主催の創業塾などをつうじて両補助金の周知を図っているという。
○令和4年度当初予算
創業支援ビジネスプランコンテスト補助金 300万円(100万円×3件)
創業融資利子補給金 300万円(2.5万円×12回×10件)
○令和4年度決算
創業支援ビジネスプランコンテスト補助金 100万円(100万円×1件)
創業融資利子補給金 9.6万円(1件)
2023年9月21日
久御山ジャーナル編集部