指定管理者の候補者選定の審査機関となる「久御山町指定管理者選定委員会」の委員の過半数が町職員であることがわかった。公正中立性が担保されておらず、恣意的な審査がなされる恐れがある。
教育委員会への取材によると選定委員会の委員構成は副町長・総務部長・教育次長・大学教授・公認会計士の5名だという。委員会の設置要綱によると委員長を副町長が、副委員長を総務部長が務めるとしている。
委員の過半数が町幹部職員となっているため公正中立な「第三者委員会」には該当しない。
近隣・宇治市の「指定管理者候補者選定委員会」の委員構成を見ると、大学(大学院)教授2名・税理士1名・社会保険労務士1名の合計4名となっており、市職員は委員になっていない。
2023年12月28日
久御山ジャーナル編集部