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選定委員会の委員名簿を非公表 隠ぺい体質か!?

指定管理者候補者の選定審査をおこなう「指定管理者選定委員会」が文化・スポーツ施設の公募結果公表時に委員名簿を平成30年には公表していたにもかかわらず、令和5年は一転して非公表にしていたことがわかった。

 

平成30年に選定委員会が文化・スポーツ施設の指定管理者の審査結果を公表したときには、選定委員会の委員名簿を公表していた。それによると委員は、副町長・総務部長・教育次長・税理士・大学名誉教授の5名となっている。

 

ところが本年になると、審査結果を公表したときには、選定委員会の委員名簿を公表しなくなった。

 

いずれも審査結果は「久御山町文化・スポーツ施設指定管理者の指定管理者選定委員会の選定結果について」(2頁)と題する文書で発出しており、同じ書式の文書となっているが、本年は委員名簿が削除されていた。

 

既報のとおり、選定委員会の委員は町幹部職員が過半数を占めており、中立・公正性に強い疑義がある。

 

町幹部職員が過半数を占めている委員名簿を一般に公開すると、住民間に不信感が広まると考えたのではないだろうか。役場の隠ぺい体質が強まっていることを示している。

 

審査結果.png

 

久御山町文化・スポーツ施設指定管理者の指定管理者選定委員会の選定結果について(平成30年)

久御山町文化・スポーツ施設指定管理者の指定管理者選定委員会の選定結果について(令和5年)

 

2023年12月29日

久御山ジャーナル編集部

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