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4月の町議選 政党からの資金援助を調査

久御山ジャーナルは、本年4月に執行された町議会議員選挙に立候補した候補者への国政政党(日本共産党を除く)からの資金援助(寄附=公認料・推薦料・陣中見舞いなどの名目によってなされる)について調査をおこなった。

 

町議選は、地域代表色が強く、自治会推薦を受ける候補者が多い(自治会推薦を受けた、ほぼ全員が町長からの推薦も受けている)。

 

国政政党の公認を受ける候補者は少なく、過去の町議選の結果を見ても、自民党は一度も公認候補を擁立したことがない。

 

調査は、町選挙管理委員会で選挙運動収支報告書を閲覧する方法によっておこなった。

 

4月の町議選で日本共産党を除いて政党公認を受けたのは公明党の戸川和子議員・岩田芳一議員、立憲民主党の松尾憲前議員の3名であった。

 

戸川議員は公明党京都第6総支部から32万円2千円、岩田議員は25万2600円の資金援助があった。

 

松尾前議員は、立憲民主党京都府連から20万円と福山哲郎後援会から2万円の合計22万円の資金援助があった。

 

自民党は、党籍を有する現職の中井孝紀議員と新人の松下由紀氏に推薦を出していたが、いずれも党からの資金援助は確認できなかった。

 

なお、政党からの資金援助については後援会に寄附する方法もあるが、これについては現在のところ調査する方法がない。政治団体の収支報告書の提出期限は来年3月末までであり、府選挙管理委員会がこれを公開する来年の11月末頃まで待たなければならない。

 

2023年12月31日配信

久御山ジャーナル編集部

 

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