信貴康孝町長が公金で地元府議会議員が主催する「藤山ゆきこを囲む会」に出席していたことがわかった。不適切な支出との批判は免れない。
信貴町長は平成28年2月7日に「囲む会」の会費を町長交際費(公費)から「藤山ゆきこ後援会」に支出した。同後援会は、藤山府議本人が代表を務める、同府議の資金管理団体である。
町によると政治資金規正法には、自治体による政治団体への公金支出を禁じる規定はないという。しかしながら、府議の資金管理団体に公金を支出することは、行政の政治的中立性に反し、住民の理解を得ることは難しい。
このような会合に出席するのであれば、信貴町長の私費から支出するべきである。
大手マスコミの報道によると福岡県の川崎町と吉富町は、町長が政治資金パーティーに出席した際に町長交際費から会費を支出していたが、住民の理解を得られないとして、交際費の支出基準を見直し、今後は政治資金パーティーへの支出は行わないようにしたという。
久御山町においても、町長交際費の支出基準を見直し、政党や資金管理団体への支出は禁止するべきである。
久御山町HPより引用
2024年7月12日配信
久御山ジャーナル編集部