北陸新幹線延伸計画に関連し、久御山町内への車両基地立地の可能性が指摘されている問題について、信貴康孝町長は「国に対してしっかりと意見を伝えていく」との姿勢を示した。3月議会において、巽悦子議員(日本共産党議員団)の一般質問に答弁した。
巽議員は質問の中で、北陸新幹線の延伸計画に伴い、久御山町内に車両基地が設置される可能性が一部で報じられていることに触れ、「なぜ町内に新幹線の車両基地が必要なのか。役場の代表である町長は、より積極的に情報を収集し、住民に示すべきではないか」と指摘し、住民への情報提供の強化を求めた。
これに対し信貴町長は、「現時点では車両基地が本町に設置されるのかどうかも含め、具体的な内容は決まっていない状況である」と説明。そのうえで、「北陸新幹線の延伸自体は国家プロジェクトであり、本町としてもその必要性については理解している」と述べた。
さらに信貴町長は、「ルートや車両基地の位置については国が検討している段階だが、町としては国に対して意見をしっかりと伝えていく姿勢で臨む」と述べ、今後の協議の中で町の立場を主張していく考えを示した。
北陸新幹線の延伸計画をめぐっては、一時期、久御山町内への車両基地候補地が検討された経緯がある。具体的な計画は依然として不透明な部分が多く、今後の国の検討状況や関係自治体の対応が注目される。
2026年4月7日配信
久御山町ジャーナル編集部