田井新荒見の事業地に大量の産業廃棄物を放置したまま事実上廃業した広村商店が当該事業地を第三者に売却したことが、4月1日までにわかった。
町によると、新しい土地所有者は複数の事業を展開する個人。所有権移転登記は完了していないという。
新しい土地所有者は、4月2日から産廃の撤去を開始。4月18日現在、およそ半分近くの産廃が撤去されていることが確認できた。
町によると産廃撤去後の土地利用計画は把握していないという。
いずれにしても、これまでの硬直していた産廃放置問題は、一気に解決に向かうものと思われる。
(20222/4/26)訂正:新しい土地所有者は、会社法人と記載していましたが、正しくは「個人」でした。お詫びして訂正します。
4月4日撮影
撤去作業中(4月15日撮影)
4月18日撮影
2022年4月19日
久御山ジャーナル編集部
日本穀物検定協会が毎年発表している「米の食味ランキング」で令和3年山城産ヒノヒカリが初の「特A」を獲得した(詳細は下記PDF参照)。
八幡市の流れ橋交流プラザ「四季彩館」の農産物直売所では、山城産ヒノヒカリが「特A」を獲得したことをPRするポップを掲示している。
一方、久御山町の「まちの駅クロスピアくみやま」の販売コーナーには、そのようなポップや掲示物はなかった。
せっかく、山城産ヒノヒカリが初の特Aを獲得したのであれば、そのことを大々的にPRするべきである。クロスピアくみやまの販売コーナーは、町からの補助金頼みの運営に陥っているが、これでは営業努力が足りないとの指摘は免れない。
久御山ジャーナル芦田は、4月18日付けで町産業環境課にクロスピアくみやまで特A獲得をPRするように申し入れをおこなった。
令和4年3月8日付け総務事業常任員会資料.pdf (0.15MB)
「四季彩館」の農産物直売所に掲示されているポップ
「クロスピアくみやま」には特A獲得をPRする掲示物はなかった
2022年4月18日
久御山ジャーナル編集部
4月1日付けで久御山町議会議員の田口浩嗣氏が消防団長に就任した。町政関係者からは議員と消防団長との兼職に批判の声が上がっている。
消防団の最高責任者は、町長であるが、日常的な指揮監督については、消防団長に委ねられている。そのため、消防団長は災害が発生したときには、消防団の災害対応を総理しなければならない。
一方、久御山町議会は、町内で大規模な災害は発生した場合に備えて「久御山町議会災害対策会議設置要綱」を定めており、町が災害対策本部を設置した際には、議会も災害対策会議を設置することができるとしている。
同要綱第4条2項には、「議員は、議会対策会議が招集されたときは、直ちに参集するものとする」とある。2月14日開催の全員協議会においても、中井議長は、「直ちに」という部分を強調していた。消防団長と兼職する議員は、「直ちに参集」することができるのだろうか。
日常的にもそうであるが、大規模災害発生時には、議員と消防団長は、ともに重要な職責を担う。このような理由から、議員は消防団長との兼職をするべきではないという批判の声が上がっているわけである。
消防団長就任あいさつ状.pdf (0.11MB)
2022年4月15日
久御山ジャーナル編集部
久御山町議会3月会議で消防団員の報酬が引き上げられた。(ヒラの)団員の年額報酬32,000円が36,500円になったほか、出動ごとに支払われる金銭も「費用弁償」から出動報酬に名前を変え、支給額が引き上げられた。
『法律用語辞典』(法令用語研究会編、有斐閣)によると「費用弁償」とは、「公務員等が職務を執行するに要する費用を償うこと又は償うために支払われる金銭」とある。これまでも実態は、「費用弁償」ではなく、出動に対する報酬という性質のものであったが、支払われる金額も2000円以内と僅少であった。
また「1回につき」から「1日につき」支払われることとなったため、日をまたいだ場合にも出動日数に応じて支給される仕組みとなった。
今回の条例改正により、消防団員の労苦に応じた報酬が支払われることにより、職務への士気や家族の理解の向上につながることが期待される。
久御山ジャーナル芦田は、令和3年9月会議の一般質問で消防団員の報酬引き上げを訴えたが、これが実現したことになる(『議会だより くみやま』令和3年11月1日号、13ページ参照)。
消防団員報酬の新旧対照表(議案書より)
2022年4月14日
久御山ジャーナル編集部
4月4日に役場近くの府道沿いにあるガードパイプが破損しているのを発見した。そこで久御山町建設課に電話し、ガードパイプが破損しているので道路管理者である京都府に修理を依頼してほしいと伝え、了解してもらった。
このときに氏名は名乗らなかった(名乗る必要性を感じなかったため)。その約90分に建設課から着信があり、電話に出ると、「確認したいのですが、さきほどのお電話は、ご自身で破損されたというご連絡でしたか」と問われた。
善良な通報者に対して「あなたが犯人ですか」と言っているようなものである。信じられない対応であり、不快感を覚えた。
その翌日に現地を確認してみると、外れたパイプは除去され、ガードパイプ本体も応急処置されていた。
破損しているガードパイプ(4月4日撮影)
応急処置後のガードパイプ(4月5日撮影)
2022年4月13日
久御山ジャーナル編集部