令和4年度からスタートした「産業大使」制度が、定員50名に対して委嘱数17名、規定投稿回数をクリアしているのはわずか2名であることが、3月6日までにわかった。
信貴町長の選挙公約の1つに「SNSのさらなる活用と民間大使の登用」という部分があるが、今回の産業大使がそれに該当する。
大使の「仕事」は、①産業情報、②イベント情報、③日常風景のいずれかを自らのSNSに「久御山町産業大使」「ええとこくみやま」というキーワードを付けて毎週1回以上投稿するというもの。
定員は50名、週1回以上という規定投稿回数をクリアした大使には、3000円相当の町特産品を贈呈するとしていた。
信貴町長は、3月2日の施政方針演説では「産業大使の増員を図る」と表明している。
2023年3月9日
久御山ジャーナル編集部
久御山町役場に勤務する会計年度任用職員が所轄官庁の許認可を得ずに古物商と自動車整備解体業をおこなっていた疑いがあることが関係者への取材によりわかった。
疑いがかけられているのは久御山町在住の会計年度任用職員のA氏。
久御山ジャーナルが京都府警にA氏が古物商の許可を得ているのか照会をおこなったところ、従前は許可を得ていたが、古物商法改正により令和2年3月末で許可が失効しているとの回答であった。
同年4月1日以降にA氏に業として古物商行為があれば、古物商法違反(無許可営業)となる。
一方、近畿運輸局にもA氏が自動車解体整備業の認証を得ているのか照会をおこなったが、「個人情報」を理由に回答を差し控えるとした。認証を得ている正規の業者は運輸局長が発行する認証看板を掲示をしているかで確認してほしいとのことであった。
現在、A氏が使用していた屋号はGoogleビジネスプロフィールには「閉業」と掲載されている。
この事案は、2月1日に久御山ジャーナルの芦田宛に匿名の投書(疎明資料添付)が寄せられていた。
匿名の投書.pdf (0.04MB)
2023年3月6日
久御山ジャーナル編集部
製缶板金業の株式会社曽束鈑金製作所(久御山町島田堤外)が昨年5月に京都地裁から破産手続き開始決定を受けていたことがわかった。
民間信用調査機関によると近年の年商は1億円前後で推移していたが、コロナ禍などの影響もあり資金ショートしたため、今回の事態になった模様。
負債総額は約2.5億円。同社は、おととし11月に事業を停止していた。
2023年1月31日
久御山ジャーナル編集部
久御山町の令和4年度一般会計予算案の育児用品配布事業に盛り込まれていた「木製にぎり星」の配布が、実際には製作・配布されていないことがわかった。
この事業は、新生児の誕生を祝い町が育児用品を配布するものであり、令和3年度は離乳食用スプーン・コットンミニタオル・スティックストルの3点であった。
令和4年度の予算審査において議員配布された「令和4年度(当初予算)新規事業等の概要説明資料」などによると、今年度から配布する育児用品をさらに充実させるとして今年度から木製スプーン(大)(小)・木製にぎり星(おもちゃ)・木製名札(メッセージカード)を配布するとしていた。
しかしながら、久御山ジャーナルが子育て支援課に取材をおこなったところ、このうち、木製にぎり星(おもちゃ)が製作・配布されていないことがわかった。
子育て支援課は「必要性などを再検討した結果」だとした。適正な予算執行という観点から問題といえそうだ。
令和4年度(当初予算)新規事業等の概要説明資料.pdf (0.26MB)
2022年12月30日
久御山ジャーナル編集部
12月22日に開催された議会運営委員会において田口浩嗣議員が「会派制がなければ新人議員が先輩の言うことをきかない」という趣旨の発言をしていたことがわかった。
議運委員の田口議員は、政務活動費に関する議論の中で「会派制は必要なもの」とした上で、「会派に入ったほうが良いという意味で政務活動費の額を分けた」と理解していると発言。
続けて「会派に入らなくても良いということになれば、来期に新人が入ったときに、先輩(議員)の言うこともきかないし、情報もわからない中で、議員としての常識は会派に入ってこそ教えてもらえるものだ」などと持論を展開した。
看過できないのは、「新人が会派に入らないと、先輩(議員)の言うことをきかない」という発言である。会派制は、先輩議員が新人議員を従属下に置くための制度であるかのような発言である。
議員間では、年齢や経歴、当選回数、所属政党・会派などに関係なく法の下に平等であるという議員平等の原則がある。
つまり議員間には、会社組織のような「上命下服の原則」がないため、先輩議員の言うことを聞く必要が無い。
先輩議員から「この議案に賛成(反対)しろ」「こんな一般質問はやめろ」と言われて、それをそのまま受け入れるような人物は、主体性が欠如しているため、議員失格といえる。
田口議員の当該発言は「新人議員は、先輩議員の言うことをきくのは当然」という上命下服の原則を議員間に適用しようとする極めて不適切な発言である。
また、田口議員は「会派に入らなくても良いということになれば」というが、(会派制を設けている地方議会で)議員が会派を結成する自由・加入する自由・脱退する自由は「結社の自由」として憲法によって保障されている。
会派制を設けるかどうかは、メリット・デメリットを利益衡量した上で各地方議会が判断することであるし、久御山町議会のように会派制がある議会では、会派に入るかどうかは各議員が判断することである。
2022年12月26日
久御山ジャーナル編集部