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JAによるカットネギ加工年月日偽装 組織体質に問題か

京都やましろ農業協同組合が久御山町のネギカットセンターで加工日年月日を偽装していた問題が発覚して4か月が経過した。なぜ、偽装がおこなわれたのか。

 

久御山ジャーナルは、京都府に情報公開請求をおこないJAから提出された改善報告書などを入手した。この文書をもとに偽装がおこなわれた原因や背景を読み解くことができた。

 

加工年月日を表示するラベラー機は、暗証番号を使用すれば現場で日付変更が可能であったため、今後は本店営農部長の専権管理に変更するとしている。なぜ、これまでは現場で日付変更が可能であったのかが疑問である。

 

現場を信頼して、偽装などおこなわれずはずがないという軽い考えだったのかもしれない。別の文書には、「先輩がやっているので、不正行為には気づいていたが、見過ごしていた」「『部下はきちんとやっているはずだから大丈夫』と思い込んで業務をしていた」という職場風土があったしている。

 

翻って、6月9日放送の報道ランナーではJA北河内の不祥事を独自取材。JA北河内の内情を知る人物が「隠ぺい体質はあると思います」「閉鎖的でワンマンな組織です」と証言していた。

 

JAグループの各組織は、独立した存在となっているが、JA京都やましろにも管理体制のほか、組織体質にも問題があったことは否めないであろう。

 

pdf カットネギ加工年月日偽装についての京都府公文書.pdf (1.2MB)

 

2022年6月17日

久御山ジャーナル編集部

 

公営ポスター掲示場設置により停留所看板が隠れるミス

参議院選挙の公示日まで1週間をきった。久御山町内では、6月15日までに公営のポスター掲示場が設置された。

 

久御山ジャーナルには、早速、久御山高校前に設置されたポスター掲示場により「のってこタクシー」の停留所看板が見えなくなったという苦情が寄せられた。

 

現地を確認してみたところ、ポスター掲示場の設置により、停留所看板の3分の2程度が隠れていた。委託業者によるミスであろう。

 

久御山ジャーナルが選挙管理委員会事務局にこの旨を指摘したところ、「対応を検討したい」との回答であった。早急な是正が求められる。

 

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2022年6月16日

久御山ジャーナル編集部

弁護士法人ひばり法律事務所

消防庁舎の浴室改修工事完了 45年経過により老朽化

消防庁舎の浴室改修工事が完了した。この工事は昨年9月会議の補正予算として可決されたものである。

 

消防本部の担当者は、浴室は消防庁舎が建てられた45年前に設置されたものであり、老朽化が著しいと委員会で説明していた。久御山ジャーナル芦田は、昨年9月にこれから改修するという浴室の視察をおこなった(下記写真参照)。

 

今般、改修工事が終了したとの確認が取れたので、新しい浴室の視察をおこなった。

 

下記写真のとおり「昭和の浴室」から「令和の浴室」に生まれ変わった。改修費用は567万6千円である。

 

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 改修前の浴室(令和3年9月撮影) 

 

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改修後の浴室とシャワー室

2022年5月29日

久御山ジャーナル編集部

 

ふるさとプレミアム

夢タワー補助金要綱改正 本紙芦田が誤りを指摘

久御山町は、「くみやま夢タワー137活用補助金交付要綱」を改正した。

 

この補助金は、「くみやま夢タワー137ロゴマークをデザインに使用し、名刺、チラシ、パンフレット、ホームページその他の営業活動に使用する物品を製作する際に、経費の一部を補助する制度」(同町HP)である。

 

従前は交付対象となるのは「久御山町商工会及び京都やましろ農業協同組合を通じて活動する企業や個人とし、業種を問わない」としていた。太字で示したとおり「又は」ではなく「及び」となっている。これでは、商工会とJAの両方の会員でないと交付対象とならないため、交付対象は極めて限定的なものとなっている。

 

この点、久御山ジャーナル芦田が3月会議予算決算常任委員会の総括質疑で取り上げ、「及び」ではなく「又は」ではないか、もっと補助金の対象者を拡大するべきだと訴えた。これにより、久御山町は4月26日付けでHPを更新し、募集要項や要綱を訂正したものをアップした。

 

久御山ジャーナルの取材に対して産業・環境政策課は「要綱に誤りがあったが、実際には『久御山町商工会又は京都やましろ農業協同組合を通じて活動する企業や個人』を対象として運用してきた」「今回の要綱改正により、商工会やJAの加入という縛りをなくし町内の事業者、農業者、個人が対象となった。門戸を大きく広げたので活用してほしい」と答えた。

 

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改正前の要綱

 

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改正後の要綱

 

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芦田の総括質疑通告書

 

2022年5月28日

久御山ジャーナル編集部

アヴァンス法務事務所

消防本部が水槽付消防ポンプ車購入へ

久御山町消防本部は、水槽付消防ポンプ車を購入する。町議会に関連議案を6月14日に提出する。

 

消防本部によると取得金額は約7466万円。納期限は、令和5年3月24日まで。

 

水利不便地や高速道路での火災発生に迅速に対応するために購入するとしている。浸透力が高い泡噴射によって、迅速な消火が可能だという。

 

一方、平成13年に購入した化学車は、町内の危険物施設が減少したことや老朽化により廃止すること決めた。

 

廃止する化学車は、ネットオークション等を通じて売却し、町の歳出にすることを予定している。

 

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廃止予定の化学車(平成13年購入)

 

2022年5月27日

久御山ジャーナル編集部

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